茅ヶ崎市内在住のミュージシャンAKiLA(アキラ)さん(37)=写真=が2年ぶりのソロ作品「The spirit of solitude」を発表した。今作は同世代のジャズギタリスト小沼ようすけさんを迎えたアコースティック作品に仕上がっている。
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元々はサーフィンなどのアクションスポーツ文化を感じさせる、湘南ならではのパンクバンドで活動してきたAKiLAさん。2011年からは国内を代表するバンド「ハイスタンダード」の難波章浩さんによるソロ活動時のギタリストとして野外音楽フェスなどで大観衆を湧かせてきた。
昨年7月の幕張メッセ公演後に難波バンドを脱退し、今作はソロに戻って初の作品となる。「まずは自分の作品を作りたかったんです。サーフィンが縁で出会った小沼ようすけはジャンルこそ違うけど、同じ感覚を持った2人なので、その辺りが出ていると思います」(AKiLAさん)。一緒に海外へサーフィンに行くなど、気心の知れた2人が鳴らす音はサーフロックやジャズを感じさせる穏やかな曲調が印象的だ。
芯は変わらず
今作では海を愛するミュージシャンとして言いたいことを4曲目「Kumagawa」に込めた。「熊川は福島第1原発に近いサーフスポットで、ここを愛するサーファーや原発に対する思いを歌っています」。
CD発表後、2人揃って初のライブが1月25日(金)、雄三通り沿いのFROGGIESで行われる。「夏くらいからCDが置かれているサーフショップを周ってライブがやりたいな」。夏に開催しているサーフィンと音楽を融合したビーチイベントも検討中。パンクロックの反骨精神とマイペースは崩さず、等身大の活動がまた始まった。
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