東京都や横浜市の図書館などで「アンネの日記」やその関連書籍が大量に破られた事件を受けて、茅ヶ崎市立図書館ではこのほど状況の確認が行われた。
調査の結果、収蔵されている数十冊のアンネ関連書籍に破損は確認されなかった。これにより同館では開架での公開継続を決定。事件後、アンネの日記の貸出は増えているという。
同館職員は「事件には強い憤りを覚えたが、茅ヶ崎の方々は読書マナーが良い。そのようなことをする人はいないと信じている」とする一方で、「この件を機に、図書館の本は公共の財産であり、大切にするという意識がさらに広まれば」と話していた。
破損事件は今年2月に東京都内の図書館で発覚し、書庫への移動などの対応を余儀なくされるケースが増えている。
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