茅ケ崎里山公園(総面積36・8ヘクタール)で今夏、2頭のヤギが除草作業に大奮闘中だ。
ヤギのさとちゃんとゆきちゃん(2頭とも雌・4カ月)は、敷地内に生えた雑草を食べ掃除する「草刈り担当」として、7月7日に来園。これは日本各地の企業や団体で行われ、アメリカではビジネスとしても増加している「ヤギのエコ除草」を参考に、横井昭一園長が提案したもの。神奈川県立公園では初の試みで、2015年3月末まで試験的に行われるという。
「看板娘」は働き者
1日平均6時間食べるという「働き者」の2頭はとても仲良しだ。お互いの姿が見えないと、キョロキョロ探しまわる仕草が何とも愛らしく、来園する子ども達の「人気者」になっている。好物は地面に生えた雑草だが、お腹がすいているのか取材日は木の葉も美味しそうに狙う「食いしん坊」の様子も見せていた。
横井園長は「ここまでしっかりと仕事を行うとは、予想外です。とてもおとなしく、優しい表情をしているので、是非会いに来て下さい」と笑顔で話している。
このヤギ2頭は、朝・夜・雨天時には同園パークセンター横の小屋で休息をとっている。詳細は同園【電話】0467・50・6058へ。
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