茅ヶ崎市消防本部によれば、5月1日から9月19日現在までに茅ヶ崎市内で発生した熱中症による救急搬送は49件。前年(42件)に比べ2割ほど微増した。
内訳は5月に2件、7月に29件、8月に18件発生。最高気温が30℃近くまで上昇した7月11日頃から増加し、お盆明けの8月19日を最後に終息した。なお前年の最終発生日は9月6日だった。
年齢別では全体の56%を60歳以上が占めたが、10代(14%)や30代(12%)の割合も少なくなかった。男女別では男性32人、女性17人と男性の割合が多く、発生箇所では屋内20件、屋外29件。傷病程度別では軽傷18件、中等症31件で、死者や重症者は出ていない。
最高気温は35・5℃
同本部がまとめている気象統計によると5月1日から8月31日までの間、茅ヶ崎市内では「夏日」(日中の最高気温が25℃以上)が45日間あり、「真夏日」(同30℃以上)は31日間、「猛暑日」(同35℃以上)は今夏最高気温となる35・5℃を記録した8月11日の1日のみだった。
同本部の救命担当は「ピークは過ぎましたが、まだ暑い日もあるので十分に注意を。救急車を呼ぶ際には指令員の案内に従って、現在の状況や体調が悪くなってから救急隊が到着するまでの様子、行った応急手当の内容、具合が悪い人の持病や普段服用している薬などの情報を落ち着いて伝えてほしい」と話している。
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