3月5日、6日に国立代々木競技場第二体育館で行われた「第27回全日本テコンドー選手権大会」(日本国際テコンドー協会主催)。個人戦種目別で「テコンドー茅ヶ崎道場」(若松町・田部勝巳師範)に所属する中川友太さん、大島寛子さんが優勝、西村あす実さんが第3位の成績を収めた。また団体戦の神奈川県代表メンバーとして男子に青木隆将さん、瀧澤悟さん、女子に大島さん、西村さん、吉川裕子さんが出場し男女共に第3位の活躍を見せた。
連覇や初入賞も
大会ではトゥルと呼ばれる「型」と、マッソギと呼ばれる「実戦形式の組手」の各種目を競った。「男子トゥル2段」で昨年に続き優勝し2連覇を果たした中川友太さん(22)=藤沢市在住=は「自分の持ち味を前面に出せるよう練習したことが結果に繋がった」と話す。中川さんは「男子マッソギ―57kg級」で第3位にもなり「来年はトゥルもマッソギも優勝したい」と目標を掲げている。
「女子トゥル2段」で優勝し、団体戦メンバーとしても活躍した大島寛子さん(27)=茅ヶ崎市内在勤・海老名市在住=は「大会直前のケガでコンディション調整が難しかったが、結果が出てほっとした」と振り返った。大島さんは「1段」で優勝した年から通算5連覇を果たし「勝つのが当然と思われる中でプレッシャーを感じるがこれからも努力していきたい」と話した。
また、大会初出場で「女子トゥル1段」第3位の成績を収めた西村あす実さん(23)=横浜市在住=は「入賞できたのが信じられないくらい嬉しい。稽古で泣くこともあったが、本番は楽しむことができて良かった」と笑顔を見せた。田部師範は「『世界で戦えるアスリート』を目標に選手を育ててきたことが形になってきた。今回の結果に満足することなく、日々の稽古とフィジカルトレーニングに励んでいく」と話した。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|