「茅ヶ崎産柿の個別商談会」が、10月18日に市内高田の茅ヶ崎営農経済センターで開かれた。これは、茅ヶ崎市が地域の特色ある資源を有効活用するため、2005年から農商工連携支援に取り組んでいる事業の一環として行われたもの。
昨年度、市内商業者向けに茅ヶ崎産柿を提供し、その柿を使った商品開発を行ったところ7事業者の応募があり、洋菓子やピクルス、パン、アイスなどの商品に活用された。その際行ったアンケートに、商業者から「茅ヶ崎産の柿を仕入れるために、地元農家を紹介してほしい」という声が上がったことから、今年度、産業振興課と農業水産課が連携して、柿の商談会を初開催した。
当日は市内の果樹農家7人と、飲食店やアイスクリーム、ジャム、和菓子などの商業者6社が参加。各農家と商業者が個別で話し、市内で生産されている富有柿、次郎柿、太秋柿それぞれの種類の特徴や、各農園について直接紹介しながら、商談を進めていった。後日商談が成立したケースもあったという。
産業振興課担当者は「商業者が地の物を使って商品を開発したいというニーズがあることが改めて確認できた。これからも農家と商業者を繋げるマッチングを支援していきたい」と話し、農業水産課担当者は「今後、地元の農産物を活用した商品が、茅ヶ崎の魅力を伝える特産品となっていけば」と話している。
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