地域を大切にするという価値観のもと、茅ヶ崎のまちを豊かにしていこうと活動を続けているローカルファースト研究会(淺野真澄代表)主催の「茅ヶ崎ローカルファーストトライアル〜シェフズミーティング」が10月12日、市役所で開催され約320人が詰めかけた。今回は「生産する人、料理する人、食べる人、みんなの想いが茅ヶ崎の『おいしい』を紡ぎだす」と題し、食に絞ってまちづくりを考える試みとなった。
基調講演ではアメリカオレゴン州ポートランドで自然食レストラン「ChefNaoko」を経営する田村なを子氏が登壇。幼少期には体が弱く、オーガニック食材で食事をしてきた田村氏は「21世紀の子どもたちに安全な食べ物ときれいな地球を引き継ぐ」との思いで店をオープン、生産者の顔が見える新鮮な地元の食材で料理するこだわりや取組姿勢が支持されて人気店に成長した。田村氏は「茅ヶ崎の様々な場所を訪れたが皆さん本当に地元が好きなんだと感じた。いろんなものをプラスに持っていくことで未来は期待のあるものに変わる」と述べた。
講演後のシンポジウムではラ・ターブル・ド・トリウミの鳥海勝シェフ、熊澤酒造株式会社の熊澤茂吉代表取締役、株式会社たまやの原浩仁代表取締役社長、茅ヶ崎伊藤農園の伊藤英世代表をパネリストにローカルファーストや地域への思いなどについて語り合った。
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