出荷作業を進める石坂さん＝11月25日・石坂園
赤、ピンク、白など華やかな色でギフト用としても人気のシクラメン。冬の風物詩のこの花の出荷が今年も最盛期を迎えている。
市内では２軒の花卉（かき）農家がシクラメンを育てている。石坂園（浜之郷４１２／【電話】０４６７・８６・２５９５）ではビニールハウス内に約60品種８０００鉢が色とりどりに咲き誇る。同園の石坂隆治さん（34）によると「夏の暑さや秋の日照不足があったが、影響を最小限にとどめる手入れをして質の良い花が育った」という。同園ではオリジナル品種の開発にも取り組み、寒川町の「わいわい市」や東京都大田区の市場に出荷しているほか、園内で直売も行っている。「出荷のピークはクリスマス（12月25日）頃まで。気に入る花を見つけてもらえれば」と話した。
市内ではこのほかに、横山花園（中島１３０８／【電話】０４６７・８２・６７１０）でも栽培されている。
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