今春の花粉飛散量を予測するため、自然環境保全センター(厚木市)では県内のスギ林30カ所で雄花の着花量調査を実施した。その結果、着花点数の県内平均値は例年値の1.8倍となった。花粉が少なかった昨年と比較すると4.8倍となり、調査を開始した平成9年から最も高い点数となった。このことから、今春の花粉飛散量は非常に多くなることが予想されている。
一般にスギ雄花の着花形成は、前年の夏が高温少雨で日照時間が長かった場合、促進される傾向にある。今回調査したスギ雄花の着花点数が高かった理由も、昨年の気温、降水量、日照時間などの気象条件がそろっていたことだと考えられている。
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