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リニア新幹線 市「着工から逆算」 新駅年内に判明か 駅建設費の動向にも注目

公開:2011年1月6日

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 JR東海が2027年に東京・名古屋間、2045年に東京・大阪間の開業を目指す「リニア中央新幹線」。時速500kmで走行する超伝導磁気浮上式リニアモーターカーを導入すれば東京・名古屋間を約40分、大阪間を約67分で結ぶことが可能になるという。

 JR東海では、沿線各県に1駅ずつ設ける構想を示しており、それを受けて松沢成文神奈川県知事は相模原市域への新駅誘致を表明。現状では、JR他3線が乗り入れる橋本駅と米軍相模総合補給廠の一部返還が決まった相模原駅周辺が候補地に挙げられている。橋本駅では、地元住民らで新駅誘致の促進同盟会を組織し、積極的な活動を行っており、今後も継続して誘致のPRを行っていくという。また相模原駅では、補給廠の返還に伴い、小田急多摩線の延伸を含めたまちづくり計画が進められており、新駅への期待が高まっている。

 JR東海では、新駅を設置する場合、神奈川と奈良には、地下駅を想定しているという。地下駅の建設費は約2200億円と試算しており、「新駅が設置される自治体で全額負担してほしい」との見解を示す。一方で、松沢県知事ら他自治体首長は「国やJRに負担をお願いしたい」と言及しており、先月行なわれた国交省の諮問機関である小委員会でも「合理的な負担のあり方の検討方法に調整が必要」と指摘する。この建設費に関する問題は現在のところ平行線を辿っており、今後の動向に注目が集まる。

 新駅の決定は「早ければ今年、来年にはある程度明らかになるのでは」と相模原市交通政策課では話す。「市として動いていることは今のところない。2014年に着工されると考え逆算していくと、早ければ今年、来年にはどこに新駅ができるか分かる可能性がある」としている。

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