8月11日 東北地方で一斉開催 「大船渡にも花火を」 打ち上げのための募金受付中
大震災から5ヶ月後にあたる8月11日(木)、東北地方で一斉に花火を打ち上げようと、都内で働く若手会社員の有志が活動を行っている。プロジェクト名は「ライトアップニッポン」(主催/同実行委員会)。花火会場には相模原市と友好都市の関係にある大船渡市(岩手県)も含まれている。実行委員会では現在、打ち上げのための募金を受付中。相模原からのサポートで、大船渡(東北)の夜空を明るく―――。被災地に”光を届ける”、希望に満ちたプロジェクトだ。
動いているのはITや広告、クリエイティブ関係の仕事に従事する、若者約20人。発起人の高田佳岳さん(34歳/東京都)は、学生時代を市内で過ごしたこともあるそうだ。
「被災地で苦しむ人たちが希望を持てるように。東北を、日本を明るく、元気になれるように」。高田さんらは4月、プロジェクトを企画。以来、毎週のように現地まで足を運び、地元商工会議所や商工会青年部と交渉を行い、計画を進めている。先月27日現在で打ち上げが決まっているのは大船渡市三陸町のほか、岩手県山田町、大槌町、釜石市、福島県相馬市、いわき市の6会場。花火には本来、「追悼」「復興」の意味も含まれており、当日はその思いを込め、太平洋沿岸の複数個所で一斉に打ち上げる(19時半スタート予定)。
なお、花火の打ち上げ数は募金の合計金額により決定する。実行委員では現在、企業からの協賛金のほか、「1口1,000円」の個人募金も受付中。3口(3,000円)で”直径約100mが開く”、3号玉一発を上げられる計算という。募金は7月31日まで受け付ける。
詳細はhttp://lightupnippon.jpで確認を。
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