須藤里紗さん(空手道相模原鈴木道場所属・18歳)が先月28日、岡本実相模原市教育長を表敬訪問した。
須藤さんは3月に行われたジャパンカップジュニア空手道選手権に出場し、高校女子57kg未満の部で優勝。昨年11月の全日本ジュニア空手道選手権でも同部門で優勝を果たしている。
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空手を始めたのは小学1年生。近所のお兄さんが鈴木道場に通っていたことがきっかけだ。父親から「いじめている人がいたら、助けるんだよ」という言葉をもらい入門。学校が終われば走って帰ってきて、毎日道場へ通った。「出席率はトップ、まじめに通っていた」と鈴木辰也師範は話す。
大会で結果を残し始めたのは小学3年生頃。「子どもはみんな素質を持っている。あとはどれだけ練習するか。里紗はやった分だけ強くなった」と鈴木師範は振り返る。もちろん良い成績ばかりではなく、悔しい思いをすることも。「負けて泣いたら、練習を頑張って絶対に勝とう」。その気持ちで乗り越えてきた。強くなれば次にのし掛かるのはプレッシャー。つらい思いを抱え「自分自身に負けないよう心が強くなりました」。応援してくれる家族のためにも頑張った結果、大会に出場すれば軒並み優勝を勝ち取るようになった。
今後は一般の部
今春高校を卒業し、スポーツインストラクターの専門学校へ入学した。空手も、ジュニアから一般の部へと移行する。「戦い方も変わるし練習内容も変えていかないと」。道場では後輩への指導も任せられるようになってきた。「里紗は、特に素直な性格。言ったことをそのままできるし、一つ言うと二つ、三つと膨らませられる」鈴木師範の言葉や指導で、一般の部でも活躍が期待される。
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