2013年度の市政運営の指針として、市は6日、予算編成方針を公表した。
来年度は、期限を決めて各事業の実施にあたる市の前期実施計画の最終年度となるため、基本的に同計画で挙げた施策の推進が主体。厳しい財政状況の中、地域経済を盛り上げ、税収増につながる施策を講じて「人や企業に選ばれる都市づくり」を進めていく。
重点的に行う施策について、防災の分野では、地域防災計画の修正を挙げた。国の被害想定が見直された上で修正を加え、対策を強化する。
教育分野では、市の教職員養成組織・「さがみ風っ子教師塾」の運営を継続。幅広く教養を持った教職員の登用をめざす。加えて、子どもをめぐる課題について、初めて「いじめ問題」も明記された。
都市づくりを担う産業の分野では、さがみ縦貫道・相模原愛川ICの来春の開通に併せ、利便性向上を呼び水に周辺の当麻地区への企業誘致を進める。新たな視点として、農業にも言及。地産地消を図る上で、重点項目に挙げている。このほか、相模大野駅北口再開発に引き続き、小田急相模原駅の再開発事業も今後の都市基盤整備の課題に挙げた。
財政の見通しについては、市民生活への影響を考慮し、自主財源や特定財源の確保を図るとともに、財政調整基金の取り崩しで歳入を安定させる。市税はこれまでの緩やかな回復基調を反映し、2・3%増の約1090億円を見込んだ。
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