箱根駅伝 出岐(でき)選手、最後の晴れ舞台 青山学院大「5位より上を」
第89回東京箱根間往復大学駅伝競走があす2日(水)、3日(木)に開催される(主催/関東学生陸上競技連盟)。中央区淵野辺に相模原キャンパスを構える、青山学院大学は5大会連続18回目の出場を果たす。4年間チームの躍進を支えた、出岐(でき)雄大(たけひろ)選手(=今号人物風土記で紹介)は学生最後の大舞台に挑む。
昨年は、学生3大駅伝の一つ出雲駅伝で初優勝(大会新)を飾った、青学陸上部。選手たちは町田市中町で寮生活を送り、相模原キャンパス内のトラックや、境川沿いで日々、練習を行っている。
ここ4回の箱根駅伝では、22(2009年)→8(10年)→9(11年)→5位(12年)の成績で、回を追うごとに、実力をつけてきた。「チームにもたらしてくれた、出岐の功績は計り知れないものがある」と、原晋(すすむ)監督=写真は語る。出岐選手は1年生で箱根デビュー(区間9位)。その後は2年連続で各大学のエースが集う”花の2区”を走り、昨年は堂々と区間賞を獲得した(一昨年は区間記録4位)。
あす8時スタート
また、初マラソンとなった昨年3月のびわ湖毎日マラソンでは、2時間10分2秒を記録。学生歴代3位の好タイムをたたきだした。”青学の絶対的エース”は今、最も注目を集める、学生長距離ランナーの一人となった。
「昨年の5位よりも、1つでもいい成績で」と原監督。なお、駅伝往路のスタートはあす8時となっている。
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