ギャラリースペース遊(千代田2の2の15)で8月11日(日)まで、「三本博子展」が開催されている。
三本さん(南区東林間在住)は昨春、同ギャラリーで個展を開き、壁の塗り替えの予定を耳にした。その前に壁画を描きたいと申し出たところ、ギャラリーの厚意で今回の企画展が実現した。
制作期間は4日間。「最初は壁に色を塗るのが怖かった」。もちろん構想を練ってから現場に入ったが、壁の触感や色を塗った感覚で変化もあったという。「気持ち良いって思いました」。
壁画といっても、壁だけに描くのではなく、壁や床、ギャラリーの空間全体を使って表現する。タイトルは『水の記憶』。「私たちは、静かなつかみどころのない”もがき”の中で生きている。もがいてもがいて光を求めるような気持ちを表現したい」と三本さん。描かれたいくつもの細い線と天井から吊るしたネットの線、その影が壁に投影されてできる線と、たくさんの線の集まりの中で見え隠れする場面を作り出す。「見る人それぞれの水のイメージを喚起できたら」と三本さんは話す。
時間は午前11時〜午後6時(最終日4時)。詳細は同ギャラリー【電話】042・856・1990へ。
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