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高齢者らの「孤立を見守る」 相模福祉村  新たな支援事業

公開:2014年9月4日

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中央区の対象世帯を訪問するスタッフ
中央区の対象世帯を訪問するスタッフ

対象は生活保護者

 社会福祉法人相模福祉村(中央区田名/赤間源太郎理事長)では8月から、生活保護を受けている高齢者等の自立をサポートする事業を開始した。これまで相模原市が行っていたサービスの一部を引き継いで行っている。

 同法人が担当するのは中央区の約400世帯。同法人では6人のスタッフを配置し、月1回のペースで「生活保護法による被保護世帯等のうち、高齢者、障がい者、傷病者」を対象に家庭訪問をしていく。スタッフは全員、社会福祉士、介護福祉士などの資格を持っている。

「前向き」に促す

 訪問で発見した生活課題について、提案を行い、状況に応じて必要な支援をする。課題としてあげられるのは、例えば入院の手続き、法律相談、金銭の管理など。これらに対しスタッフが書類の作成、手続きへの同行支援などを行う。「『カーテンを取り付けられない』『買い物にいけない』。小さなことがなかなかできないようです」。すでにエリアをまわっているスタッフは、そのように実感している。「社会とのつながりが薄れ、孤立している方もいる」

 「すべて助けてしまうのは簡単なこと。しかしこの事業はあくまで自立を支援するのが目的。『前向きになってもらう』のはなかなか難しい」と赤間理事長。同法人では県社会福祉協議会が行う「かながわライフサポート事業」(生活困窮者に対する総合相談など)も昨年8月から請け負っている。「やはり課題は孤立、貧困。困っている人には手をさしのべたい」と赤間理事長はサポート事業を引き受ける理由を話した。

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