神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

新江さんが最高賞 県統計グラフコン 「平和」テーマに

教育

公開:2014年12月18日

  • LINE
  • hatena

 第63回「神奈川県統計グラフコンクール」(県統計センター主催)で、市立大野南中学校(南区文京/矢澤真司校長)2年生の新江春佳(にいえはるか)さん(14)が最高賞となる県知事賞を受賞した。12月4日に岡本実教育長を表敬訪問した。

 同コンクールは、統計知識の普及と表現技術の向上を目的に、県内在住や在学、在勤の小学生から一般までを対象に毎年行われている。社会的な出来事や日常生活などで気になったことについて情報を集めて分析し、統計グラフで表現。小学生3部門と中学生、パソコンの部からそれぞれ、県知事賞をはじめとする各賞が選出される。今回の応募総数は1820作品に上った。

 今回、新江さんは「平和について考える」と題して応募。中学生の部981作品の中から、最高賞にあたる県知事賞に輝いた。また、その後に優秀作品として出品された全国コンクール(全6部門、応募総数2万5094作品)では、中学生の部8602作品から入選9人に選ばれた。

事前学習から着想

 「内容が重要だと考えた」と新江さん。新江さんは小学生の頃から同コンクールに応募し、5年生の時にも県知事賞を受賞したことがある。当時は自宅に届く小学生向けの新聞で気になる記事をスクラップしてグラフ作成の参考にしていたという。今回のテーマは、学校の授業から発想を得た。

 同校では来年6月に3年生の修学旅行で、初めて広島県を訪れる。そのため南区在住の戦争体験者、増元章子(ますもとあやこ)さんの講話を聴いたり、東京都新宿区の平和祈念展示資料館に赴いたりと、平和に関する事前学習に取り組んできた。今回は「期限ぎりぎりまで出品するつもりはなかった」という新江さんだったが、教員の勧めで応募を決意。「南中の平和学習をみんなに知ってもらえたら」と、すぐにテーマを思いついたという。4日に矢澤校長と市役所を訪れた新江さんは、「南中生として、この作品を作れて良かった」と思いを語った。
 

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

BBQ、今年も

BBQ、今年も

大野北誠心園

4月27日

「念願」給食室が完成

駐車場がない!衣料店が解決

「田名にもう一度鯉のぼりを」

「田名にもう一度鯉のぼりを」

有志がGWにイベント

4月25日

変わりゆく花火大会

供用10年

田名バスタ

供用10年

4月25日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook