上溝に鎮座する亀ヶ池八幡宮（根岸信行宮司）で３日、毎年恒例の邪気災厄を払う節分祭・豆撒き神事が開催された。
当日は、およそ４００人が参拝。追儺棒（ついなぼう）を竹でできたバチで叩き、神職が大太鼓を打ち鳴らすことで、大きな音を出し鬼を退散させた。その後、神前でお祓いを受けた福男福女らが神楽殿回りの舞台から「福は内！鬼は外！」の掛け声とともに福豆を撒くと、福を掴もうと手を伸ばす参拝者で境内は大盛況だった。
昨年８月に竣功した新社殿での初めての節分祭に根岸宮司は、「参拝にいらした皆さんに、神様のお導きで福が行き渡れば幸いです」と話していた。
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