原則42歳以下の経営者らで市内工業の課題などを討議、研究する団体・相模原市青年工業経営研究会(以下、青工研)の通常総会・懇親会が10日、産業会館で開催された。
総会後の懇親会では同会会員に加え、商工会や市役所関係者など約120人が出席し、河野崇新会長体制でのスタートを祝った。
冒頭、あいさつに立った河野崇会長(河野製作所代表取締役社長)は「選択と集中〜経営環境の変化に対応しろ〜」を2015年度のテーマに掲げたことを報告した。景気が回復基調にあると言われる一方、「市内の中小製造業はまだまだ厳しい状況が続いている」と説明。その上で「会員企業が今一度自社を見つめ直し、自分たちの強みを認識したうえで、選択と集中の活動を通して会員同士成長し、経営環境の変化に対応。各企業の発展につなげたい」と意気込んだ。
加えて、「本音で語り、切磋琢磨できることが13年間在籍した中で感じた青工研の魅力」と話し、ベテラン会員の卒業により、若返った現在の組織の中で、変わらぬ活動を行っていくことを誓った。
来賓としてあいさつに立った相模原商工会議所の杉岡芳樹会頭は「相模原の工業会は厳しい現状が続くが、新しい力で新しい芽を育ててほしい」とエールを送った。
青工研では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなど社会のビッグプロジェクトを見据え、会員企業同士切磋琢磨し、経営環境の変化に対応できる活動を行っていく。
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