市の教育行政の指針となる「さがみはら教育大綱」が1日、策定された。市民が互いに個性や違いを認め合い、自他の尊重の理念を主な柱に掲げている。
教育大綱は、今年4月に施行された文部科学省による教育行政の制度改正にともない、市長が「教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱」を示す必要を受けて、市長と教育委員会(以下市教委)で組織されるさがみはら教育会議で行われた協議の上、策定された。大綱は市の教育の総合的な方針とされるもので、市長の部局と市教委は大綱をもとに教育行政に向けた認識を相互に共有し、様々な施策を進めていく。大綱の対象期間は市長の任期にあたる2019年3月末まで。
大綱では、相模原市教育振興計画に掲げられた、人が等しく尊い存在であるという「人が財産(たから)」の理念に合わせ、子どもたちが自分自身を認め合えるためにも自他の尊重は不可欠であると強調。これを軸としたまちづくりを進める中で、家庭や地域とともに同計画の施策の推進を図るとしている。
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