「負け癖」を断ち切るべく、決意を持って挑んだ今シーズン。RB(ランニングバック)・東松瑛介選手が主将となってリーダーシップを発揮し、アーカンソー大出身のQB(クォーターバック)・アンダーソン選手が攻撃の軸となり、戦いを展開。3年ぶりのファイナルステージ進出を果たしたが、リーグ戦でも敗れた強豪・パナソニックに後塵を拝す結果となった。
今季を振り返り、ハイライトと言えるのが、9月13日にホーム・相模原ギオンスタジアムで行われたオービック戦。この試合でライズは、延長タイブレーク方式にもつれ込む大接戦を制し、2009年のチーム結成以来初となるオービックからの勝利をもぎ取った。試合後、チーム初の快挙に東松主将をはじめ、選手たちが涙を流し喜びを爆発させる中、須永恭通ヘッドコーチは冷静だった。指揮官として、勝利への追求に徹したその姿勢はチームスタッフにも浸透。「ライズを良くしたい」と献身的な働きを見せる裏方の強力なバックアップもファイナル進出を後押しした。
須永ヘッドコーチは今季を振り返り、「オービックシーガルズ戦ではライズ創設以来の初勝利を掴み取ることもできました。しかし、目標とする日本一には、未だ届いていません。来季こそ、相模原に日本一を持ち帰るために、これまで以上にチーム一丸で戦っていきます」とファンに寄せた。来年は、さらなる進化を遂げるライズが、今季以上の勝利を見せてくれるはずだ。
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