総合的な学習の時間を活用し1年間「平和」について学習してきた富士見小学校の児童が2月26日、地域住民を招いて学習発表会を行った。
昨年、戦後70年の節目を迎えたことを契機に、同小の6年生は1学期から「平和」に関する授業に取り組んできた。ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんについて学んだことをきっかけに児童らは、戦争の実態を知る必要があると考え、戦争の遺族から直接話を聞くなどして理解を深めてきた。その後は、グループごとに「戦争遺跡」などテーマを決め、学内での発表を実施。その集大成の場として今回の発表会を企画した。
当日は、児童自ら作成したチラシなどを見た地域住民約20人が参加。各クラスから代表で選ばれた8グループが発表を行い、中には戦争と環境問題など結び付けた独創的な内容も見られた。発表を終えた同小の高橋青廉(あれん)さんは「今後は戦争を体験した人が少なくなっていくので、僕たちがしっかり伝えていきたい」と話した。
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