市消防局は3月9日から、事故現場などで救急手当に協力した人(バイスタンダー)へ感謝の気持ちを伝える「バイスタンダーサンキューカード」の配布を県内で初めて開始した。
同局によると、救急手当に協力した一般の人の中には、「自分のやったことが間違っていなかったか」と心配する人も多いという。一方、現場の消防署員も、協力してくれたことへの感謝の気持ちが十分に表現できているか不安を抱えていた現状があった。
こうしたことから、表面に協力者への感謝の文を、裏面には消防局の連絡先を記載したカードを発行し、現場の署員が協力者へ手渡すこととなった。同局では、配布開始から4月4日までに73枚のカードを手渡しているという。
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