地元サッカークラブ・SC相模原は5月28日、相模原ギオンスタジアムでJ3第10節・栃木SC戦に挑み1対0で勝利した。
試合は前半から、セットプレーを中心とした相手の攻撃に押し込まれる展開が続く。自陣ゴール前での攻防が増える中では、この日今季初出場となった元日本代表GK川口能活選手が好セーブを見せ、前半はスコアレスで折り返す。
後半、SCの安永聡太郎監督は大胆な采配に出る。サイドバックを主戦場とする保崎淳選手を最前線で起用。FWの層が手薄になる中で、今季ここまでチーム最多タイの2得点をあげる保崎選手にゴールを託した。そして、その狙いは見事に的中する。攻め込みながらも得点を奪えずに迎えた後半アディショナルタイム。前線に抜け出したMF普光院誠選手の折り返しを、保崎選手が右足で一閃。劇的なゴールで格上を撃破し、選手はサポーターと喜びを爆発させた。
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