特別養護老人ホーム・大野北誠心園(東淵野辺)では10月18日、桜美林大学3年生を迎えた体験学習が行われた。
同施設では3年前から、体験学習を通じて地域貢献に生かす同大の取り組み「サービスラーニング」に協力している。今回も、以前から受け入れている同大の家族社会学のゼミ生が見学に臨んだ。
学生は当日、村上博由施設長、田中陽平事務長代理から見学上の注意点を聞いた後、2つのグループに分かれて施設内を見学。フロアごとの機能や室内の環境づくりについて説明を受けながら見て回り、メモを取りながら積極的に質問をするなど、真剣な表情を見せていた。見学中はかるたを楽しむ入居者と交流する機会があり、学生が入居者に声をかける姿も見られた。
体験学習を受けて、同ゼミの講師で社会学博士の裵智恵さんは「学生は高齢社会、介護問題についてわからないまま、考え方を持っている。実際に見て、イメージとどう違うのかを確認し、それを地域貢献で生かしてもらいたい」と期待を寄せる。村上施設長は「地域の中の福祉施設でしっかり話を聞いて、体験して自分の成長につなげてほしい」と話した。
体験学習は3カ月間にわたって実施。来年1月には報告会が開催される。
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