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境川で小魚大量死 原因不明毒物等検出せず

社会

公開:2017年11月23日

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境川で見つかった魚の死骸=相模原市提供
境川で見つかった魚の死骸=相模原市提供

 相模原市と町田市の間を流れる境川の常矢橋(上矢部5丁目)付近で12日、大量の小魚が死んでいる状態で発見された。

 市の発表によると、近隣住民から市への通報で魚の大量死が発覚。連絡を受けた市の担当課職員が現場に駆け付け調査を行ったところ、同川の上中村橋(宮下本町1丁目)から共和橋付近(淵野辺本町1丁目)までの約2・6Kmの範囲で多数の死んだ小魚が発見された。体長約10cm未満のオイカワやモツゴなど、少なくとも500匹以上が現地で確認され、最終的には2500匹の死んだ魚が回収された。

 当日及び翌13日に市が行った簡易調査では、水質を示すpH値に異常はなく、水生生物への毒性の強いシアンなどの化学物質も検出されなかった。この状況を受け、市は川魚に詳しい専門家の意見を参考に、大型のコイなどが死んでいないことから青酸化合物などが原因ではないと推測。ただ、魚の腐敗が激しいことから死に至った具体的な原因の特定は難しいとしている。

 市では大量死の発覚後、町田市や県津久井治水センターと連携し、再発防止を図る上で河川の周辺のパトロールを行っている。市の担当課では「境川で死んだ魚を見つけた際は、手で触れたりせず市にご連絡ください」と呼び掛けている。

 境川では2012年にも横町橋(緑区橋本5丁目)付近で、大型のコイなどを含む約1200匹の魚が死んだ状態で見つかり、後の調査で近隣の産業廃棄物処理業者の工場から漏れ出した大量の洗剤が原因だったことがわかっている。

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