相模原市とカナダ・トロント市との友好都市交流事業の一環として22日と23日、カナダ・ヨーク大学の学生1人を市に招き、大学や施設で文化交流などが行われた。市がトロント市の学生を受け入れて市民交流を図るのは初めて。
今回来相したのは、同大学東アジア研究学科1年のアンドリュー・クリステンセンさん(19)。3月にトロント市で約40人が参加して実施された「オンタリオ州日本語弁論大会」(同実行委員会主催)で、現地の日系企業団体・新企会と相模原市による「新企会・相模原市賞」を受賞したクリステンセンさんに本市への理解を深める機会にしてもらおうと、来相の運びとなった。
クリステンセンさんは最初に青山学院大学相模原キャンパスを訪問。学生食堂で同大の学生と共にフライ定食に舌鼓を打った。食事後は「和食について」と題した講義に参加したほか、外国語によるコミュニケーションで国際交流を図るチャットルームという場で学生らと会話を楽しんだ。
翌日、クリステンセンさんは市内での視察に臨み、亀ヶ池八幡宮(上溝)や鳥居原ふれあいの館(緑区鳥屋)を見て回った。交流事業を終え、クリステンセンさんは「相模原市は自然があり、市民の方が皆優しくて感動した」と振り返り、「トロント市と相模原市が友好都市となれてカナダの代表としてとても喜ばしく思う。これからも一層の友好関係が築けたら嬉しい」と今後への期待感を示し、笑顔を見せていた。
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