現在小学6年までを対象としている通院時の小児医療費助成について市は、対象を中学3年まで拡大する。少子化が深刻化する中で、子育て環境の充実や経済的負担の軽減を図るのが狙いで、2018年10月の診療分から適用となる。0歳児から小学6年までは現行の全額助成、中学1年から3年は1回あたり500円を超える額を助成する(詳細は表を参照)。
小児医療費助成制度は、各健康保険に加入している子どもが病気やケガで医療機関を受診した際、医療費の自己負担額を市が助成する制度。市では1995年、通院時の医療費を0歳児のみを対象に初めて無料とし、2008年には小学3年までと定めた。その後、2015年に対象を小学6年まで拡大。引き上げは3年ぶりとなる。
対象拡大に伴い、新たに対象となる子どもの数は約13500人、助成額は約2億5千万(1年計算)となる。入院時の医療費助成は現行の中学3年までで変わらない。
新たに助成制度を利用するには申請が必要。市では6月下旬から対象者に順次案内と申請書を送付する。問い合わせは市地域医療課【電話】042・769・8231へ。
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