相模原市教育委員会は市内小中学校で建築基準法に違反するブロックの有無を確認したところ、市内計4つの小学校で同法に違反するブロック塀が見つかったことを明らかにした。
違反箇所が見つかったのは中央区の光が丘小、上溝南小、並木小、南区の大沼小。建築基準法ではブロック塀の高さを「2・2m以内」と定めているが、各校の校庭に設置され、児童らがボールを当てて遊ぶためのブロック塀は基準を上回る2・2m以上の高さだった。各校では暫定的な措置として周囲をパイロンで囲むなどして児童が近づかないようにしている。
市の担当課は「違反するブロック塀については基本的に撤去の方向で検討している。時期についてはできる限り早く対処したい」とし、違反がなかった学校についても追加の調査を実施することを検討している。
加えて同委員会では、小学校の通学路に同様の危険なブロックがないか確認するため、25・26日日に市の職員が全72校分の通学路の検査を目視で実施。各校で教職員らが行った検査と併せて7月末までにまとめる予定だ。
今月18日に発生した大阪北部地震では建築基準法に違反する高さのブロック塀が倒壊し、その下敷きとなり女子児童が死亡している。
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