清新公民館の大規模改修工事について市はこのほど、隣接する清新小学校内の児童の遊び場「冒険の森」への駐車場拡張整備を今月中に行う考えを示した。同工事をめぐっては住民説明会や地質調査などの諸問題により工期が遅れていた。
同館大規模改修工事は建設から30年以上の経過による老朽化で安全性への懸念から行われるもので、利用者からも館内施設の不備や駐車場の数に不満の声が上がっていた。
とりわけ駐車場については当初8月上旬の着工を予定していたが、一部の近隣住民からの反対多数で市の担当者による説明会を開催。加えて同地に清新小卒業生のタイムカプセルが埋められていることが発覚したことから市は調査のため工期を延長。その後タイムカプセルが発見されたことにより、今月中に着工する見通しとなった。現在17台の駐車場は現駐車場の再設計と新たな駐車場の設置で合計24台に増加する。市は「改修によって公民館の利便性が高くなる」と話す。
遊び場減少に懸念の声
一方、駐車場を「冒険の森」へ拡張することが決まったことを受け、近隣住民からは子どもの遊び場が減ることへの懸念の声が上がっている。反対活動を行う「『冒険の森』を守りたい有志の会」の花田貴能代表は「なぜ子どもの遊び場を駐車場にするのか。今後も市に冒険の森利用の中止を求める」と話している。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
「念願」給食室が完成4月26日 |
駐車場がない!衣料店が解決4月25日 |
|
変わりゆく花火大会4月25日 |
|
|
<PR>