称賛の楯を手に笑顔の坂井選手（左）
９月に行われた「国民体育大会水泳競技大会」と「日本選手権水泳競技大会」の2大会の飛込競技で優勝した坂井丞選手（26・市内出身）が、10月24日に市役所を訪問し、加山俊夫市長に報告を行った。
日本選手権では、寺内健選手とのペアで出場した男子３ｍシンクロ飛板飛び込みの部、個人で出場の男子３ｍの部の両方で優勝した坂井選手。日本選手権は４連覇、国民大会は３連覇がかかっており、プレッシャーを感じていたという。だが、本番では２位以下を50点以上引き離す演技を見せ、「あぶなげなく優勝できてよかった」と笑顔を見せた。
日本選手権で２位に入賞し、さがみはらグリーンプールで共に練習を行う伊藤洸輝選手についても話題にあげ、「相模原の選手同士で優勝を争うことができてよかった。地元の選手たちが育ってきていると思う」とコメントした。
来年3月には、地元のさがみはらグリーンプールで、オリンピックメダリストなど世界トップ選手が集結する世界大会「ＦＩＮＡダイビングワールドシリーズ」が開催予定。同大会に出場する坂井選手は「２０２０年の東京オリンピックへの前哨戦。市民の方は飛び込みの試合を直接見る機会もないと思うので、ぜひ応援しに来てほしい」と呼び掛けた。
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