市選管 松浦氏の申出を棄却 「県選管に審理申立て検討」
無効投票めぐり疑義
4月7日の相模原市議会議員選挙中央区選挙区で候補者の松浦千鶴子氏がくじ引きで落選となったことをめぐり、相模原市選挙管理委員会(市選管)は15日、同氏からの異議の申出を棄却した。同日、松浦氏に通知した。
同選挙区では定数17人に対し25人が立候補。選挙の結果、松浦氏と最下位当選人である今宮祐貴氏の得票数が3158票の同数であったことから、公職選挙法に則りくじ引きを実施。これは確認できる中では市内初で、くじ引きの結果、今宮氏が当選し松浦氏は落選となっていた。
松浦氏は、「まつうらちかこ」「まつうらちか子」と記載され、無効投票として処理されていた票を「まつうら」の姓が一致することなどから有効投票であると主張。4月18日に市選管に対し異議申出を行っていた。
市選管は申出を棄却した理由について、上記の無効投票とした名の「ちかこ(子)」が候補者の松永千賀子氏の名と一致していることから、松浦氏へ投票する意思が明白であるとは認められない点や、判例を踏まえ、選挙人が意識の中で「ちづこ」と思い浮かべながら「ちかこ(子)」と記載したとは考え難い点などを挙げた。
市選管による棄却の決定を受け松浦氏は、「こちらの主張が認められず残念。県選挙管理委員会への審理申立てを含めて代理人と協議しています」と話している。
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