相模原署は5月30日、区内のゆめいろ保育園の散歩ルートを点検し、付近を通行する車や自転車利用者に安全運転を呼び掛けた。
先月に、滋賀県大津市で散歩中の園児2人が死亡した事故を受け、同署は市保育課を通じ、市内保育施設の散歩ルートについて危険個所の有無を確認。ゆめいろ保育園を含む市内4園から危険個所を含むとの報告があった。
JR横浜線沿いの相模原駅近くに位置する認可保育所である同園は、園庭の所有を免除されており、外遊びの際は近くの公園や神社の境内を利用している。こうしたことから同園では保育士同士で日頃から危険個所を共有し注意を払っているが、速度の速い車や自転車が多いと感じていたという。
この日、同園は相模原駅近くの公園に向かうため線路沿いの一方通行路を使用。同行した警察官らは、道路沿いの建物から出てくる車やバイク、通行する車一台一台に安全運転を呼び掛け、機動隊も出動し付近をパトロールした。
安全点検を終え、同署では今後も見守りを続けていく考えで、交通第一課の山縣一弘警部補は「残り3園にも同行し、事故の発生しにくい工夫ができる道路がないか確認する予定。子どもたちに安心してもらえるよう努めたい」と話した。
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