田名在住の母親たちが
発起人となりスタートした手作り市「TANA mama marché v o l・7」が11月9日(土)、田名にあるレンタルスペースで行われる。
同マルシェの実行委員会の代表を務めるのは、ハンドメイド作家の田所ひとみさんだ。約20年前、長女が生まれたのを機に始めたのが子ども服づくりだった。「市販品にはないデザインを」と5歳離れた次女とのおそろいの服をよく仕立てた。その後、数年前にハンドメイド作品のマルシェ(即売会)に自作のアクセサリーを出品したところ、その面白さにとりつかれた。もともと人と話すのが好きで、細かな手作業も好んだ。田所さんにとってマルシェとはその2つが同時に楽しめる場所だった。
初開催に100人「やればできるんだ」
田所さんが次に考えたのが、自分が暮らす田名地区のこと。結婚を機に移り住んで約20年。地域の祭りなどはあるが、電車の駅がなく、外部から集客を望めるようなイベントが少ないと感じていた。そこで、同じく田名でハンドメイドを楽しむ母親たち5人と共に、3年前に第1回目となる「マママルシェ」を開催した。場所は家の駐車場だったが、自作チラシを見て100人ほどが来場。それ以降、さまざまな出店者を募りながら同地区での開催を続けている。「自分たちでもやればできるんだ、と思いました。今回も、たくさんの人に来ていただけたらうれしい」と田所さん。
7回目となる今回は、18ブースが出店。アクセサリーやニット小物、紙紐で編むクラフトバッグなどのほか、ロールケーキやベーグル、野菜などの販売もある。バルーンアートやけん玉のショー、折り紙教室などのワークショップも行われる予定。場所は「まつがみレンタルスペース」(田名4685の5)。時間は午前10時30分から午後4時。雨天時は10日(日)に順延。問合せは田所さん【電話】042・761・3948または「田名 マルシェ」で検索。
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