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上溝在住小山さん 「甲子園は、通過点」 審判から見る今年の代替試合

スポーツ

掲載号:2020年8月27日号

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甲子園でジャッジをする小山さん(写真は過去)
甲子園でジャッジをする小山さん(写真は過去)

 新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった、春、夏の甲子園。その代替として行われた選抜校による交流試合と、県独自の大会が8月17日、23日にそれぞれ幕を閉じた。状況が二転三転する中、全力を出し切った球児たちに今届けたい言葉とは。上溝在住で、かつて甲子園で審判を務め、現在は全日本野球協会のアマチュア野球規則委員会の副委員長を務める小山克仁さん(58)に聞いた。

 小山さんは、法政二高時代、春の大会で県優勝も経験したが、甲子園出場は叶わなかった。大学卒業後、就職した海老名市役所で審判という道を知って以来、仕事をしながらアマチュア野球の審判として野球に長く携わっている。

 *  *  *  *

 私から見て、この未曾有のコロナ禍の中で選手たちは本当によく頑張っている。春の選抜や夏の甲子園大会の中止を受け、「こんなに頑張ってきたのに」と一度は心が折れそうになったと思う。しかし、決して「悲劇のヒーロー」にはならないでほしい。スポーツに限らず、勉強や仕事で努力が報われないことや、突然のトラブルで実力が発揮できないことは、決してないことではないのだから。

 確かに昨今の甲子園フィーバーは目を見張るものがある。注目の選手や高校があると、テレビや報道陣がこぞって取り上げ、大人たちが騒ぎ立てる。しかし、球場で選手たちを見つめてきた私から見ると、甲子園はあくまで人生の通過点のひとつ。その先の人生の方が圧倒的に長い。自分も含め、野球に携わって生活している人間は数多くいる。野球から何を学んだか、何を社会に生かせるのか。私は、野球を通じて知識を得て人格を形成し、社会のリーダーになることを目的として行われるのが学生スポーツであり高校野球であってほしいと願う。甲子園を「目標」にするのはいいが「目的」にならないよう、野球の楽しさ、素晴らしさを感じながらプレーをしてほしい。
 

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