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読書習慣の定着の一助に 「セカンドブック」って?

教育

公開:2020年9月10日

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プレゼントされる絵本
プレゼントされる絵本

 市は2歳6カ月を迎える子どもに絵本をプレゼントする「セカンドブック事業」を行っている。

 読み聞かせによる親子のふれあいや、子どもの読書活動を推し進めることを目的に、2018年8月から実施されている同事業。2歳6カ月児歯科健診受診券に同封されている「絵本引換券」を図書館か公民館図書室に持参すると、『そらまめくんのベッド』(福音館書店)『てぶくろ ウクライナ民話』(同)『14ひきのひっこし』(童心社)の3冊の絵本の中から選んだ1冊がプレゼントされる。これは4カ月児健診の際に子どもの初めての絵本をプレゼントするブックスタート事業「えほん de はっぴぃ」の次の絵本となるもので、市は2つの事業を併せる形で子どもの読書習慣の定着に向け取り組んでいる。

 乳幼児期の本との出会いは、親子のコミュニケーションを深めるだけでなく、人への信頼感や情緒の安定を得ることにもつながる。幼稚園や認定こども園でも日常的に絵本の読み聞かせを行っており、多くの友達との一体感の中、豊かな感性を育んでいる。

 利用する親子の中には図書館の利用が初めてという人も多く、「子ども自身が絵本を選び、自分へのプレゼントとして喜んでいる」「家庭でのコミュニケーションのきっかけとなった」という声が上がっている。絵本の受け取りの際には、図書館からおはなし会などの子ども向けのイベントが案内されるほか、その場で子どもの貸し出し登録もできるため、今後の利用につながっている。

 市立図書館(鹿沼台)の担当者は「絵本を楽しそうに選んでいる子どもが多い。遠くへの外出が難しい今、絵本は家の中から物語の世界に入り込める。ぜひ利用して」と呼び掛ける。

 同事業の詳細は市こども家庭課【電話】042・769・8232へ。
 

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