相模原に本社を構える夢造りパン工房が母体となり、5月に設立された。「全国のロスパンをなくす」という目標を掲げ、ロスパン専用の通販サイト「ecosta(エコスタ)pan(パン)」を開設した。
全国のパン屋から出店を募り、売れ残ったパンの詰め合わせをお得な値段で販売。サイト上では「ロスパン」という言葉を使わず、「食べてエコに貢献できる」という願いを込めて「エコパン」と呼ぶ。廃棄予定のパンが欲しい人の元へ届くシステムを構築した。
SDGsの目標の1つである「つくる責任、つかう責任」を果たすため、廃棄予定のロスパンに新たな商品価値を付け、販路拡大をめざす。その事業内容が評価されこのほど、「かながわSDGsパートナー」へ登録された。
同社は今後、培ったノウハウを使い、パンだけでなくケーキ、野菜、肉、お菓子などの廃棄量が多い食品のフードロス削減にも取り組む構え。飯田将泰代表は「食品に廃棄はつきもの、という常識をなくしたい」と夢を語る。
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