第81回を数える「北相陸上競技大会」が10月、相模原ギオンスタジアム(南区)で開かれ、これまでの大会レコードを破る記録が26個生まれる「珍事」が見られた(全29競技13種目中)。
主催した相模原市陸上競技協会の神藤昭嘉会長によると、これまで同大会での新記録は多い時でも5種目程度だったといい、今回は新型コロナウイルスの影響で各地の陸上大会が軒並み中止となっていることが要因とみているという。
「他に力を試せる試合が少なく、有力選手が集まった結果と思う」と神藤会長。「男子の100Mは例年、10秒台を出せば優勝だったが、今回は6人も出た。そのうちの5選手が従来の大会記録を破った。神奈川県内で最も歴史のある大会。盛り上がって良かった」と振り返る。
留学生を振り切り、男子5000Mで30年ぶりに大会記録をおよそ2秒更新した横山在住の清原和博さんは「うれしい。コロナの影響でレースが限られる中、このような機会をつくっていただき、大会関係者の皆さまには感謝の気持ちしかない」と話している。
同協会は今月もギオンスタジアムで学生の大会を開く予定。コロナ対策を万全にしながら、「選手が鍛えた力を試せる場を今後も提供していく方針」と神藤会長は力を込めている。
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