ラグビー・トップリーグの三菱重工相模原ダイナボアーズは21日、今季初戦でサントリーサンゴリアスに7対75で大敗を喫したが、両チームの新旧ニュージーランド(NZ)代表スタンドオフによる華麗な美技でスタンドのファンを沸かせた。
試合はサントリーの左ウィングのテビタ・リーが5トライを挙げるなどで力差を見せつけられ、三菱は1トライに終わった。それでも2011年・15年W杯のNZ代表を務めた三菱のコリン・スレイド、同じく19年W杯代表のサントリーのボーデン・バレットの両スタンドオフが躍動。バレットは正確で多彩なパスから幾度となくチャンスメイクを披露すると、スレイドもパス、陣地を稼ぐ精密なキックで攻撃を後押するなどファンを魅了した。2人は試合中に言葉を交わす場面もあり、互いに意識し合う様子をうかがわせた。
大敗を喫した三菱だが、試合後の本紙の取材に対し、共同キャプテンのトーマス優デーリックデニイは「まだまだ自分たちの実力は出せていない。相模原の皆さんにこれからも応援してもらい、チームで力に変えて次に向けて頑張っていきたい」と意気込みを見せ、前を向いた。
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