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宮下本町の天縛皇神社 新たな歴史を刻む 玉垣を新設

文化

公開:2021年8月26日

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㊤新たに造営され、境内を囲む玉垣㊦8日に行われた竣功奉告の神事に参列した総代ら
㊤新たに造営され、境内を囲む玉垣㊦8日に行われた竣功奉告の神事に参列した総代ら

 宮下本町にある天縛皇(てんばくこう)神社の玉垣が新設され、8日に竣功奉告祭が執り行われた。

 同神社は、もともとは緑区東橋本にある真言宗寺院・蓮乗院持ちとして、室町時代・1532年(天文元年)に帝釈天を祭神に創建されたとされる。明治初期の神仏分離により天縛皇神社と改称され、祭神は伊邪那命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)に変わった。1909年(明治42年)に天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)・神呂岐(かむろぎの)命(みこと)・大山咋命(おおやまくいのみこと)を合祀。73年(昭和48年)に社殿が新築された。宮上・宮下地区を氏子地域とし、例年8月29日の例大祭はお囃子や奉納演芸大会、露店でにぎわう。今年はコロナ禍のため、昨年に続き神事のみが実施される。

 今回は、天皇陛下の即位と令和制定を祝した記念事業として玉垣新設の運びとなり、氏子総代を中心とした世話人会により2月から造営工事が進められてきた。完成した玉垣は大中小114の柱で、境内を囲んでいる。

 8日は台風10号の影響で雨天となったものの、総代を中心に約30人が社殿に集い、亀ヶ池八幡宮の根岸信行宮司を招いて厳かに行われた神事に、密を避けながら入れ替わりで参列した。世話人会の原勲夫代表(76)は「2012年に創建480周年祭を執り行ったが、今回は480余年続く歴史にふさわしい玉垣が完成した」と話した。

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