感謝状を受け取った松宮さん（右端）と森元署長（中央）、遠藤支店長
窓口での声掛けにより詐欺被害を阻止したとして相模原警察署（森元博署長）は９月24日、多摩信用金庫相模原支店の松宮富貴子さんに感謝状を贈呈した。
被害を防いだのは９月10日、１５０万円を引き出そうと来店した高齢の女性に松宮さんが使用意図を尋ねたところ、「息子が取りに来る」と説明したことからオレオレ詐欺を疑った。加えて、この女性が同信金職員の母親だと気が付いた松宮さんはその職員に連絡。女性に合った「息子からの連絡」が事実ではないことが明らかになり、通報に至った。
感謝状を受け取った松宮さんは「お客さまの大切なご預金を守ることができてよかった」と安堵の表情を浮かべると、同席した遠藤伸英支店長は「日頃からの声掛けが大事だと感じる。今後も細心の注意を払いたい」と話した。森元署長は「被害を止めてくれてありがたい」と謝意を表した。
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