過去2年間、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となっていた「相模の大凧まつり」(開催地・南区新磯地区)。技術継承のため、今年は無観客での開催を予定していたが、現在の状況に鑑み、中止となることが相模の大凧まつり実行委員会の協議によって3月16日に決定した。
市の文化財にも
「相模の大凧まつり」は、地域に子どもが誕生したことを祝って端午の節句に行われていた風俗慣習。明治時代から本格的に大凧へと姿を変えて地域に根付いてきた、相模原市の無形民俗文化財にも指定されている地域の一大伝統行事。
例年5月4日・5日に南区新磯地区相模川河川敷の4カ所で大凧揚げが実施され、新戸会場では最も大きな8間(14・5m四方)凧が揚がる。
凧の題字には毎年、世相を反映したものが公募によって選ばれており、今年は「命風」に決定していた。
同実行委員会の川崎勝重実行委員長は「新型コロナの収束が見通せず、まん延防止等重点措置の延長で、まつり関係者が集まって大凧製作や会場準備が困難となった。中止することは断腸の思いだが、関係者の健康、安全を考えての苦渋の決断だった」としている。
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