あいさつする井上会長＝同校提供
神奈川県学校農業クラブ連盟（県連）の「第６回役員会」が１月16日、相原高校で実施された。
農業クラブとは、農業を学ぶ高校生が科学性・社会性・指導性の３大目標のもと、交流や発表を通じて自主的に農業学習を行うための組織。今年度は全国で３７６校、７万５０３３人が所属している。県連に加えて全国を束ねる事務局を同校が務め、同校３年の井上由子さん＝人物風土記で紹介＝が会長を兼務した。
今年度の最後となる役員会では会務や会計報告とともに活動を振り返り、次年度の役員構成についても話し合われた。
登壇した井上さんは「県連役員は、県内５つの農業高校が集まり神奈川県としての意見を集約する場。意見を活動に反映することができる大切な機会なので自分の意見をしっかり伝えてくれるとうれしい」と、出席した新役員らにエールを送った。会長としての任期を３月で終える井上さんは「今日の役員会が各校の会長たちと会える最後の機会だった。寂しい思いもあるが職務をやり切ったので達成感も感じています」と述べた。
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