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淵野辺西門 市内観光で「宇宙」感じて 外来者誘致で活性化へ

公開:2014年6月12日

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銀河連邦サガミハラ共和国としての「おもてなし」を企画
銀河連邦サガミハラ共和国としての「おもてなし」を企画

 神奈川県では県内外から観光客を呼び込み、商店街の魅力を伝えることで賑わい創出を図る商店街観光ツアーが神奈川で始まったことを受け、相模原でも7月12日(土)に開催されることが決まった。「宇宙」をテーマに市内の一部の商店街やJAXA(宇宙航空研究開発機構)を見学して回る企画。商店街では市の活性化につなげたいと意気込みを見せている。

 この商店街観光ツアーは、県が実施する「県地域商業ブランド確立総合支援事業」の一環で、磁石のように人を惹きつける魅力に満ちた「マグネット商店街」を作り出し、集中的に支援しようとする試み。前年度には県が主導となり3回にわたって開催されたが、今年度から商連かながわが事務局となり委員会を設立。民間団体なども加わり、参加者に商店街の魅力を伝えるため、県内の観光資源やイベントなどをピックアップし、年間20ツアーを予定している。ツアーでは「体験型プラン」を用意。地元住民との交流など、個々人での旅行とは一味違う経験ができることに魅力があるという。

 7月12日(土)には相模原での開催が決まった。既に開催された横浜や足柄などとの区別をはかり、商店街を巡ることに加えさらに魅力を深めようと今回、「宇宙を感じる」をテーマに、JAXAにも協力を依頼。施設見学や同教授の阪本成一氏の講演が実現した。このほか、はやぶさを通じたまちおこし活動が「かながわ商店街大賞」で評価された淵野辺の商店街「にこにこ星ふちのべ」でのムーンウォーク体験や、はやぶさ関連グルメが振る舞われる。同日には西門で各地の名物が集まる朝市まつりが開催され、ツアーに組み込まれた。西門地区商業地活性化協議会の浦上裕史会長は「銀河連邦サガミハラ共和国としての魅力をアピールできたら」と、テーマ性を持たせたツアーでの商店街活性化に期待を寄せる。

 申し込みは、受付窓口:北相トラベルサービス【電話】042・755・9590へ(13日(金)から受付開始)。

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