神奈川トヨタ自動車(市川英治社長)、横浜トヨペット(宮原漢二社長)、トヨタカローラ神奈川(横田昇社長)、ネッツトヨタ神奈川(印出和憲社長)の神奈川県トヨタディーラー4社は14日、市からの協力要請を受け、トヨタ自動車の協力で試乗車6台を改造し、新型コロナウイルス感染者を搬送する際に使用する車両を提供した。
提供されたのは「飛沫循環抑制車両」で、運転席と助手席の前列と感染者用の後列スペースの間にビニールシートで隔壁を設置し、圧力のバランスを取ることで後方の空気を前方に循環しないよう対策が施されている。1日に市の要請を受け搬送用として4台が提供されたが、一旦返却後、今回改めて6台が提供されることになった。こうした空気を制御する機能を持った車両の運用は県内では初の事例となる。車両は市に配置され、市職員が運転する。
同日に市役所で行われた納車式で、神奈川トヨタ自動車の市川社長は「コロナとは長丁場の戦い。今後も協力体制を模索していきたい」と話し、本村賢太郎市長は「これで感染リスクが低くなり、安心して搬送できることに感謝したい」と謝意を述べた。
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