2019年度の児童虐待などの相談状況がこのほど市から発表され、虐待が疑われる児童数が前年度と比較して増加していることがわかった。
受理された相談のうち虐待が疑われる児童の数は2524人(前年度2332人)。内訳は子育て支援センターは1022人(前年比9・4%増)、児童相談所が1502人(同7・4%増)だった。種類別では、脅迫や無視をして心理的外傷を与える「心理的虐待」、食事を与えないなどの「ネグレクト」、殴る蹴るなど暴行を加える「身体的虐待」が大部分を占め、そのほとんどが実父母によるものだった。とりわけ「身体的虐待」は増加傾向にある。
今回の結果を受けて市こども・若者未来局こども家庭課は、児童虐待への問題意識が周知され、相談件数の増加につながったと分析。「地域の子どもたちの異変に対してより敏感になり、相談することで児童虐待が発見しやすくなるのではないか」と話した。
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