茅ヶ崎市文化資料館(中海岸2-2-18)で開館40周年を記念した特別展「めでたい着物」展が12月18日(日)まで開催されている(茅ヶ崎市教育委員会主催)。
今年7月に40周年の節目を迎え「チガサキコレクション」と題した展示会を企画。今回は第1弾「あれも標本!これも標本!」に続くシリーズ第2弾として、江戸時代末期から昭和初期までの貴重な祝着60点を中心に展示している。
「これまでなかなか展示する機会のなかったものを一堂に集めました。見ごたえがあると思います」と話す同資料館の須藤格さん。展示物は全て市民から寄贈された約700点の「衣」に関する民俗資料からピックアップしたもの。生誕、七五三、結婚など、人生の節目で活躍した様々な祝着と併せ、「めでたい道具」の数々も展示している。
茅ヶ崎らしさという面では、かつての漁師の祝着「万祝(マイワイ)」も見もの。これは予期せぬ大漁時に網元などが漁師に贈った着物で、中綿を入れ、袖を詰めるなどして仕事着として二次利用していた一着も。日露戦争をテーマとした絵柄が描かれているものは全国的にも珍しいという。
開館時間は午前9時から午後4時まで。入場無料。月曜休館。問い合わせは【電話】0467(85)1733同館まで。
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