松林小で守る希少カエル 児童らが草むしり
松林小学校とその周辺で7月26日に、恒例行事「第10回松林わくわく子ども大会」が開催された。松林学区青少年育成推進協議会(渡邊冨美子会長)が主催。
当日は、同校の1年生から6年生までの児童約150人が参加した。
参加した児童らは、イベントの一環として同校体験田(菱沼2丁目)の草むしりを実施。同体験田では、市内2カ所でしか生息が確認されていない希少なカエル「トウキョウダルマガエル」の保護のために、除草剤を撒かず3年前から草むしりを行っている。
市内でトウキョウダルマガエルの生態を調査している日本生態系協会によると、このカエルは、平地の田んぼに生息しているため、平地が宅地開発され、田んぼが減っていることが減少の一因という。
同協会の岸しげみさんは「地域の方の協力と理解があり、トウキョウダルマガエルが守られています。しかし、宅地の中にある田んぼをずっと守り続ける事は難しい。今後も新たな生息地を探すなど、出来ることをやっていきたい」と話した。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>