熱中症に十分な対策を 昨年同時期よりも20人減少
茅ヶ崎市内で5月28日から7月30日までの間に熱中症、またはその疑いがあるとして救急搬送された患者数が18人であることが分かった。これは昨年同時期の38人に比べ、20人ほど減少していることになる。
茅ヶ崎市消防本部では減少した要因について、昨年は柳島地区で小学生らが集団発症したことなどが上げられるほか、年々各個人での熱中症に対する意識が高まってきていることなどを挙げる。
しかし発症した人の年齢に目を向けると老若男女関係なく発症しているので、同本部では、注意を呼びかけている。
この先も気温が高い日が続くため、消防本部では主な対策法として【1】部屋の温度をこまめにチェック【2】室温が28℃を超えないようにエアコンや扇風機を上手に使用する【3】水分補給をこまめにする【4】外出時は身体に熱がこもらない涼しい服装で日よけ対策をする【5】無理せず適度な休憩をとるなどの項目を挙げる。
また消防本部救命課は「数字的には今のところ前年の救急搬送数を下回っているが、今年も例年通り気温が高いことに変わりはないので、十分な注意が必要です。市民の皆さんには身体から熱を逃がす事を最優先に考えた策を講じてほしい」と話す。また消防本部では、今後も消防車両で市内を巡回し注意を呼びかけていく。
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