「好き」を追求し活気を 西浜高写真部の川北さん
お気に入りのＳＬ写真を手に
茅ヶ崎西浜高校写真部部長の川北陵太さん（３年）が「写真部を活気づけよう」と活動している。部員数は現在川北さんを含めて２人。運動部の活躍が目立つ同校の中で「文化部も頑張らなければ」と意気込む。部員増員に苦戦する中、７月に入賞者が発表された「第39回鎌倉江ノ島撮影会写真コンテスト」では自身初となるコンテストの入賞を果たした。「嬉しいです。少しでも写真の面白さが周りに伝われば」と話す。
川北さんが写真撮影を始めたきっかけは「鉄道」。物心ついたときから鉄道模型のおもちゃで遊ぶのが好きで、現在でも鉄道模型「Ｎゲージ」の収集を行うほど。また鉄道写真撮影の愛好家・通称「撮り鉄」として、休日はマニアの集まる線路脇などの撮影ポイントに繰り出す。高校入学祝の愛機の一眼レフカメラを片手に、納得いくまで撮影。「動いている電車を、良い構図で撮れた瞬間が嬉しい」と笑顔で話す。好きな路線は出身地・東京の「東急池上線」。古い車両を再利用しているところが魅力なのだとか。 今後は文化祭で展示を行うほか、コンテストにも積極的に応募していくという。「好きな鉄道や風景を一生涯撮り続けていきたいです」。自身の理想を追求し、その魅力を広めていく。
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